2024.07.11

ファミリー向けの焚き火台を導入する魅力と押さえておきたいポイント

愛する家族や仲間と炎を囲みながら、和やかなひと時を過ごすことができるキャンプギアが焚き火台だ。
焚き火台は直火での焚き火が禁止されているキャンプ場でも、焚き火を楽しむことができるキャンパーがぜひ導入したいキャンプギアの一つである。

そんな焚き火台の導入で気になるのは、ファミリーキャンプで焚き火台を導入する魅力や選択する上で踏まえておきたいポイントではないだろうか。
当記事では、ファミリーキャンプで焚き火台を導入する魅力とファミリーキャンプで導入する焚き火台で押さえておきたい概要を紹介していく。

愛する家族と炎を囲んで談笑する魅力

ファミリーキャンプで焚き火台を導入する魅力は、キャンプで過ごす夜間の時間を快適にしてくれる点だろう。
山間部といった冷え込みが激しい気候のキャンプ場も数多いので、気温差が激しいキャンプ場では体調を崩しやすい。

そんなキャンプ場の夜間でも焚き火台を使用することで、冬場に使用する暖房器具のような温もりを得ることができる。
夜間を凍えながら過ごすツラい時間ではなく、家族団欒の和やかな空間へと変えてくれるメリットも焚き火台の魅力だ。

家族で暖を取りながら思い出話に花を咲かせる時間は、何事にも代えがたい至福のひと時である。
また、キャンプを通じて子どもたちに火の扱い方や薪の割り方といった、人類の特権である火を取り扱う基礎を伝えることもできる。
さらに焚き火の準備という共同作業を通じて、現代社会では失われがちな団結間を得られるコミュニケーションも焚き火台を通して得られるメリットだ。

ファミリーキャンプの焚き火台で
押さえておきたいポイント

ファミリーキャンプで焚き火台を導入する魅力を紹介したところで、押さえておきたいのは失敗を防ぐためのポイントだ。
そんなファミリーキャンプで導入する焚き火台選びで押さえておきたい概要は、主に以下の3項目である。

  • サイズの大きい焚き火台がおすすめ
  • 調理機能付き焚き火台なら家族で炭火料理を楽しめる
  • 設置時の安定性を確認

それぞれの概要について順番に解説していこう。

サイズの大きい焚き火台がおすすめ

ファミリーキャンプに導入する焚き火台は、サイズができるだけ大きい焚き火台の導入がおすすめと言える。
理由として小さいサイズの焚き火台では、ファミリー用途では火力が弱かったり料理機能付きの焚き火台の場合は幅が狭かったりするためだ。

特にファミリーキャンプでは、焚き火台から一定の距離を置き複数人で囲みながら使用する状態が主な使用状況になる。
そんな状況下で焚き火台の火力が弱すぎると、せっかく訪れたキャンプの時間で凍えることになり家族の体調を損ねかねない。

さらにロストルを使用するケースでは、小さいサイズの焚き火台は一度に焼くことができるスペースが非常に狭いため不便さを感じるだろう。
例えばソロキャンプで用いる小型の焚き火台であれば、一度に焼くことができる幅は3〜4枚程度の焼き肉というサイズ感のケースも多い。

サイズ感が大きい焚き火台の準備、炭火を取り扱う料理用と薪を焚べる焚き火用の2台を準備するといった工夫が求められる。

調理機能付き焚き火台なら家族で炭火料理を楽しめる

ファミリーキャンプで焚き火台を導入する魅力は、家族団欒で本格的なキャンプ飯を楽しむことができる点だろう。
例えばキャンプ場の調理場で家族と団結しながら下準備を済ませ、焚き火台を使用したこだわりのキャンプ飯を楽しむこともキャンプの魅力の一つだ。

焚き火を利用して昔ながらの米を炊く方法を実践することにより、炊飯器で失われてしまったお焦げの楽しみを子どもたちと分かち合うこともできる。
また、焚き火台とハンガーを利用した吊り鍋料理を実践する特別感は、キャンプで焚き火台を導入することで味わえる一環でもある。

キャンプ場の側に釣りを楽しめる海や釣り堀がある場合には、釣りで調達した魚を焚き火を利用して塩焼きにすることができる。
ガス火と異なり炭火でしっかり熱を通した表面をカリッと焼き上げた魚の塩焼きは、キャンプ場で楽しめる貴重な料理だ。

そんな日常生活で味わう機会の少ない貴重なキャンプ飯を楽しむことができることは、ファミリーキャンプで焚き火台を導入することで得られるメリットだろう。

設置時の安定性を確認

ファミリーキャンプで使用する焚き火台は、必ず設置時の安定性が高い製品を選びたい。
理由としては設営時の安定性が悪い焚き火台は、大怪我に繋がるリスクを抱えているためだ。

特にファミリーキャンプ用として用いる焚き火台はサイズが大きい製品が想定されるため、安定性が悪いと薪のバランスが崩れ倒れてしまう恐れがある。
焚き火台は加熱された本体はもちろん、中で焚べている燃料や使用する調理器具など非常に高温になるため危険性が伴う。

特に小さな子ども連れでキャンプを楽しむ場合には、安全性の配慮は細心の注意を払うべきだろう。
そのためファミリーキャンプに導入する焚き火台は、安全性を考慮して設置時の安定性にはこだわった製品の選択が必要だ。

焚き火台と合わせて導入したい
ファミリー向けのおすすめアイテム

ファミリーキャンプでの焚き火台選びのポイントを紹介したところで、導入を試したいのが焚き火をさらに楽しむことができるキャンプギアだろう。
そこで焚き火との相性が抜群となる、焚き火台と併せて導入を検討したいキャンプギアの一例を紹介しよう。

今後ファミリーキャンプで焚き火台の導入を検討しているキャンパーは、ぜひ参考にしてみてほしい。

斧・鉈

焚き火台を導入するのであれば、必然的に必要となるキャンプギアは斧や鉈といった薪を加工するアイテムだ。
特に斧は小型でも簡単に薪を割ることが可能なので、好奇心旺盛な子どもと一緒に薪作りを楽しむことができるだろう。

東北地方や山間部などにお住まいのキャンパー以外は、現代社会において薪を取り扱う機会はほとんど無いのが実情だ。
そこでキャンプを通じて薪の取り扱いを子どもたちに学ばせることができることは、焚き火台を導入する魅力の一つである。

最初は所々に発生しているフシ部分などに引っかかり、意外と薪割りにも一苦労する。
だが慣れてくるとスコスコと割ることができ、成長を感じることができるのも焚き火の隠れた楽しみだ。
もちろん薪作りには一定の危険が伴うため、軍手や革手袋を用意して作業中の子どもからは目を離さず、十分に安全に配慮しながら薪割りを実施しよう。

コットンテントやコットンタープ

焚き火台と併せて導入を検討したいキャンプギアが、原料にコットンが含まれるテントやタープの導入だ。
原材料にコットンを使用したテントやタープは、熱で溶けたり燃えたりしてしまうポリエステル製品より火に強いのが特徴となる。

特に原材料にコットンを使用したタープであれば、焚き火の天敵である雨が降っても焚き火を実施することができる。
また、原材料にコットンを使用したテントであれば、焚き火で発生した火の粉により穴が空いてしまうというキャンプで発生しがちなトラブルを防ぐことも可能だ。

コットン製品のデメリットは重量が増す点だが、車両を利用すること前提で人手を確保できるファミリーキャンプとの相性はぴったり。
原材料にコットンが含まれたテントはオシャレな大型の製品が多いので、グランピングのように豪華な雰囲気にすることもできる。

そのためファミリーキャンプと非常に相性の良いコットンテントやコットンタープは、ぜひ導入を検討したい製品の一つだろう。
ただし空気が滞ってしまう環境では一酸化炭素中毒になる可能性があるため、換気には十分な注意をして焚き火の実施はおこなってほしい。

アイアンテーブル

ファミリーキャンプで焚き火をおこなう上で相性抜群のキャンプギアは、耐熱性に優れたアイアンテーブルだ。
アイアンテーブルはダッチオーブンなどに焚き火を利用するため、超高温になる調理器具をそのまま置くことができるキャンプギアである。

木製やプラスチックといった素材を使用したテーブルは、高温の調理器具を置いてしまうと焦げ付きなど傷みが生じてしまう。
だが金属を主要に使用したアイアンテーブルは、熱した調理器具が置けるだけではなくオシャレでスタイリッシュなデザインが多い点も魅力だ。

こだわりのアイアンテーブルであれば、アウトドアだけではなく住宅のインテリアとしてもぴったりである。
そんなアイアンテーブルは焚き火との相性も抜群で、素材のすべてに金属を採用している製品であれば焚き火を下に括らせることで五徳としても利用できる。

焚き火と非常に相性が良いキャンプギアの一つなので、ファミリーキャンプで焚き火を楽しむ際にも導入しておくと大活躍するだろう。

ソロキャンプ・ファミリーキャンプの両方で
使用できる焚き火台

ファミリーキャンプで使用する焚き火台を導入する上で検討したいのは、ソロキャンプにも並行して使用できるように複数の焚き火台を導入することだ。
焚き火台を複数台用意することで、料理をおこなう炭火用と暖を取るための焚き火用と並行して使い分けをおこなうこともできる。

例えば「Propworks」アイアン焚き火台であれば、幅広い五徳機能が備わった焚き火台になるため、ファミリーキャンプのサブの焚き火台としても相性はぴったりだ。
もちろんソロキャンプにも用いるために申し分ない設計を採用しており、収納時のコンパクトさと薪の投入口のサイズといったキャンパーに嬉しいバランス感を実現できている。

串焼きをおこなうために最適な機能も兼ね備えており、家族団欒でバーベキューを楽しむことができるのも「Propworks」アイアン焚き火台の魅力だ。
一度に大量に食材を焼くこともできるので、調理用の焚き火台としてサブで持ち込むのにもぴったりである。

ファミリー用の大型焚き火台と共に「Propworks」アイアン焚き火台は料理用の焚き火台としても活躍するため、複数の焚き火台の導入を考えていたら検討してみてはいかがだろうか。

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焚き火台

19,800(税込)

薪を燃やして焚き火台として使用、炭を入れてバーベキュー台として使用などマルチユースなモデル

薪を燃やして焚き火台として使用、炭を入れてバーベキュー台として使用などマルチユースなモデル

【焚き火に慣れたら】
真冬でも快適なキャンプが楽しめる薪ストーブの魅力

キャンプ場で焚き火の経験を積んで本格的に冬キャンプへ参入しようか検討しているキャンパーであれば、必然的に選択肢として浮かんでくるのは薪ストーブではないだろうか。

原材料にコットンが含まれている薪ストーブの煙突を通す穴付きの専用テントと共に薪ストーブをキャンプギアへ導入することで、本来オフシーズンである冬でも快適なキャンプを楽しむことができる。

さらに冬のキャンプ場でしか出会えない、雪景色と朝日の幻想的な世界も薪ストーブを導入したキャンパーの特権だろう。
また、薪ストーブは熱を利用して本格的な調理を楽しむこともできるため、寒空の中で鍋料理といった身も心も温まる料理を楽しむことが可能だ。

ファミリーキャンプで焚き火台を導入し、夏以外の季節でも焚き火の楽しさを追求したいキャンパーは、ぜひ併せて薪ストーブの導入を検討してみてはいかがだろうか。

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薪ストーブ

39,900(税込)

側面の窓はソロ用ながら25cmを確保し、炎をじっくり鑑賞できるモデル

側面の窓はソロ用ながら25cmを確保し、炎をじっくり鑑賞できるモデル

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Cotton Tent

84,000(税込)〜

テント内で薪ストーブが楽しめるホットテント。ナチュラルでヴィンテージ感のある風合いになるハンドメイドの米国製テントです/p>

ポリエステルやナイロン素材のテントとの比較では、よりナチュラルでヴィンテージ感のある風合いになるハンドメイドの米国製テントです

焚き火台

焚火台としては、薪をそのまま投入できるデザインでダッジオーブンも使用可能です。
グリルとしては、オプションの串焼き、焼き鳥パーツを使用して多種多様なグリル料理ができると思います。
鉄の厚みもあり一生物のクオリティーだと思う。
また、コンパクトにたためて持ち運びは楽です。組み立ても初めてでも2分ほどでした。

2021.03.04

この記事を書いた人
HIROTSUGU

Webライター
キャンプ歴10年
全国各地でのキャンプ経験を持ち、アメリカンバイクを用いたキャンプツーリングで北海道一周の経験あり
焚火台でサッと焼いた焼肉が大好物
https://hirotsugu-writing.com/

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