2024.07.11

小型サイズのコンパクトなアイアン焚き火台を導入する魅力や選び方

地面に直接薪を置いて焚き火をおこなう「直火」は、ほとんどのキャンプ場で禁止されている行為だ。
そのためキャンプ場で焚き火をおこなうために必要なキャンプギアが焚き火台である。

ただ焚き火台は様々なユーザー向けに多種多様な商品が販売されているので、非常に選択難易度が高いキャンプギアの一つだ。
特にソロキャンプを好むキャンパーであれば、焚き火台の選択に失敗すると無駄な出費に繋がりかねない。

そんな焚き火台選びに失敗しないためにも、小型サイズのコンパクトな焚き火台の魅力や特徴、選び方について当記事では解説していく。
これからソロキャンプなどで小型サイズのコンパクトな焚き火台の導入を検討しているキャンパーは、ぜひ参考にしてみてほしい。

小型サイズのコンパクトな焚き火台の魅力

正直なところ焚き火台がなくてもキャンプ自体はおこなえるのだが、焚き火台の導入はキャンプやアウトドアの魅力を大きく加速させてくれるキャンプギアの一つだ。
キャンプで焚き火がおこなえるだけで雰囲気がグッと上がるだけではなく、数々の実用面からも恩恵を得ることができる。

そんなキャンプやアウトドアに小型サイズのコンパクトな焚き火台を導入する魅力についてお伝えしていこう。

寒暖差の激しい夜や朝に嬉しい炎の温もり

キャンプ場での焚き火をおこなうために必要不可欠な焚き火台を導入する魅力は、特に寒暖差の激しい春や秋といった気温で実感するだろう。
遠赤外線効果の得られる炎の揺らめきは、少しずつ体温を奪う夜間や早朝の野外を快適なものにしてくれる。

特に深夜や早朝といった気温が急激に冷え込む気候下では、焚き火のないキャンプは我慢を強いられることになる。
そこで快適な温もりを提供してくれるキャンプギアが焚き火台であり、小型サイズのものであれば気軽に導入することができる。

早朝の朝霧が立ち込める幻想的な雰囲気や深夜の見上げた夜空に浮かぶ大迫力の星空といった、キャンパーの特権を快適に楽しむためにぜひ焚き火台の導入を検討したい。

調理機能付きの商品は炭火の焼き物を手軽に楽しめる

焚き火台は炎を焚べるだけのキャンプギアではなく、調理機能付きのアイテムであれば料理を楽しむことも可能だ。
定番はロストル(網)を敷いた本格的な炭火を楽しめる焼き肉や串物である。

遠赤外線効果と炭火の香りという最高のコンディションで焼き上げた一品は、冷酒やビール、ワインがあっという間に底をつく美味さだ。
その他には、スキレットを使用した本格調理やダッチオーブンを使用した本格的な鍋物といった多様な料理を楽しむことができる。

焚き火ハンガーを使用した釣り鍋料理は味を楽しむだけではなく、山賊を思い立たせるような旅感あふれる雰囲気にグッとくるキャンパーも多いのではないだろうか。
また、焚き火と鉄製のケトルでお湯を沸かし、早朝の爽やかな緑の風景に浸りながら楽しむコーヒーも格別である。

小型サイズのコンパクトな焚き火台でも意外にも料理に申し分ない火力を誇り、本格的な性能を発揮するため侮れない。
そんな火の取り扱いという人類の特権を原点から味わうことができるのも、焚き火台を導入する魅力だろう。

大型焚き火台と比較するとメンテナンスが楽々

小型サイズのコンパクトな焚き火台が特に本領を発揮するのは、使用後のメンテナンスの簡易さだ。
油汚れを満遍なく落とす手間が発生する大型焚き火台やBBQグリルと異なり、小型の焚き火台は比較的短時間での洗浄が可能である。

料理の後に焚き火を楽しめば油などの汚れまである程度は揮発するため、最低限の汚れを落とすだけで済む。
キャンプで意外と手間がかかる撤収作業の時間を少しでも短縮したいキャンパーも多いのではないだろうか。

大型焚き火台と比較してメンテナンスが容易な点も小型サイズのコンパクトな焚き火台を導入するメリットと言えるだろう。

焚き火マナーを守る伝家の宝刀

基本的に地面へ直接燃料を設置する「直火」をおこなえるキャンプ場はごく少数である。
理由としては芝生を炎から守ったり、管理人が居ないキャンプ場では火事に発展する危険性などが予想される。
そのため直火が禁止されたキャンプ場で焚き火をおこなうには、地面へ直接影響を及ぼさない焚き火台の持参が必須になる。

残念ながら営利目的ではない無料キャンプ場は、マナーを守らない悪質なキャンパーによる閉鎖が相次いでいる。
他のキャンパーに迷惑をかけないためにも、焚き火マナーを守る伝家の宝刀として焚き火台は必ず導入を済ませておきたいキャンプギアの一つだ。

小型サイズのコンパクト焚き火台の用途

ここまで焚き火台の魅力をお伝えしてきたが、気になるのは小型サイズのコンパクトな焚き火台を導入するメリットではないだろうか。
そこで小型サイズのコンパクトな焚き火台の導入を検討するにあたり、用途の一例を紹介しておこう。

ソロキャンプ

小型サイズのコンパクトな焚き火台と最も相性が良いのは、孤独を楽しむソロキャンパーだ。
特にソロキャンプでは一度に運べる荷物の量が限られているため、荷物の運搬を一度で済ませたいキャンパーも多いのではないだろうか。

また、調理に必要な面積も最小限で済むので、大量の薪を必要としない点も小型サイズのコンパクトな焚き火台の導入をおすすめできる理由の一つと言える。

キャンプツーリング

バイクに荷物を積載し、普段アクセスできないようなエリアで旅の情緒を味わえるキャンプを楽しむことができるキャンプツーリング。
そんなキャンプツーリングにも小型サイズのコンパクトな焚き火台との相性が抜群だ。

積載量の限られるバイクではどうしても一度に運べる荷物の量が限られるため、暖房器具や調理器具はどうしても運ぶことができない。
だがコンパクトに収納することができる小型サイズの焚き火台であれば、無理なく追加のキャンプギアとして導入することができる。

少量の炭を持参するだけで現地の食材を焼くといった簡単な調理をおこなえるのも、愛車を利用したバイクツーリングで焚き火台を導入する魅力だろう。

登山

ガスバーナーなどの燃料が貴重な登山では、超軽量・超小型のコンパクトな焚き火台も導入したいキャンプギアの一つだ。
登山でコンパクトな焚き火台を導入する魅力は、ガスバーナーではおこなうことができない暖を取るという選択肢が増えることだろう。

また登山であれば、燃料となる薪などが簡単に入手できるのも相性が良い理由の一つである。
特に標高が高くなる登山においては休憩中の冷気が体力を奪いかねないため、導入の選択肢として検討したいキャンプギアと言える。

小型サイズのコンパクトな焚き火台の選び方と注意点

ソロキャンプやバイクツーリングなど、積載量の限られる場面で活躍する小型サイズのコンパクトな焚き火台。
そんな小型サイズのコンパクトな焚き火台を導入する前に押さえておきたいのは、選び方や注意点だ。

焚き火台選びは失敗すると金銭が無駄になるだけではなく、寒さで凍えるツラいキャンプへと発展しかねない。
そんな失敗を防ぐためにも、小型サイズのコンパクトな焚き火台を導入する上で押さえておきたい選び方と注意点を紹介しておこう。

小さすぎる焚き火台は取り扱いが難しい

軽量化や積載量を重視しての導入を選びがちな超小型の焚き火台は、取り扱い難易度が高い点に注意が必要だ。
理由としては薪などの燃料自体を収めることができない上、常に小さい火を絶やさず燃やし続けることは大きい火を維持するより難しいことが挙げられる。

著者自身も超小型の焚き火台を一度試してみたことがあるが、薪どころか小さな小枝すら入れることができずお蔵入りになった苦い経験を持つ。
特に超軽量の小型・ミニサイズのコンパクトな焚き火台は、固形燃料を使用することが前提であることも多い。

そのため、小型・ミニサイズのコンパクトさにこだわりすぎた結果で招いてしまう失敗には十分な注意が必要だ。

写真だけでの購入判断は失敗の元

小型サイズのコンパクトな焚き火台を購入する際に注意したいのは、写真だけで購入を判断することだ。
特に焚き火台はネット上の写真だけで大きさを判断するのが難しく、購入後に想像以上の大きさだったということも珍しくない。

可能であればキャンプ用品店で焚き火台を確認するのが確実だが、住まいの地域によっては現実的な選択肢ではないケースも多い。
写真だけで判断するのではなく販売元に表記されている商品のサイズをチェックし、おおよその判断をおこなうのが懸命だろう。

素材と重量は購入前に要チェック

焚き火台に使用されている素材は、それぞれ原料ごとに異なる特徴がある。

一例としては以下の通りだ。

  • アルミ:軽量で安価、デザイン性の高い製品が多い
  • ステンレス:耐久性が高くサビに強い
  • チタン:サビにくく軽量で耐用年数も長いが高価

特に重量は小型サイズのコンパクトな焚き火台の導入を検討しているキャンパーは、最も重視する要素だろう。
自身が求めている焚き火台と素材ごとの性能が見合っているかは、導入する上で押さえておきたいポイントになる。

収納時の大きさや組み立て手順は要確認

小型サイズのコンパクトな焚き火台は、収納時にかなり小さくなる製品や折りたたみが一切できない製品があるため注意が必要だ。
特に折りたたみができない製品は無駄に場所を取るため、積載量にある程度の余裕があるキャンパー向けの商品になる。

一方でキャンプギアによってはノートくらいのサイズに収納できる製品もあるため、積載するキャンプギアの隙間に積むといったことも可能である。
そのため小型サイズのコンパクトな焚き火台を導入する際には、必ず収納時にどれくらいのサイズになるかの確認を済ませておきたい。

ただし収納時のコンパクトさに特化しすぎた結果、組み立てに苦戦する厄介な製品もあるので注意が必要だ。

小さすぎる焚き火台は薪が入らない恐れがある

ソロキャンプに用いる焚き火台で快適に薪で焚き火をおこなうためには、大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズが必要になる。
重量やサイズにこだわるあまり小枝程度の燃料しか燃やすことができない焚き火台では、キャンプでの焚き火本来の楽しさを損ねる恐れがある。

特に調理器具を駆使した料理を想定している場合、焚き火台選びに失敗すると折角準備した食材や薪が無駄にもなりかねない。
小型サイズのコンパクトな焚き火台を導入する際には、自身の目的を適切に遂行できるちょうど良い大きさのキャンプギアかどうかの確認が必要だろう。

こだわりの炭火料理と鉄板料理が楽しめる
妥協のない焚き火台を求めているキャンパーへ

小型サイズのコンパクトな焚き火台の魅力や選び方についてお伝えしたが、妥協のないこだわりの焚き火台を求めているキャンパーも多いのではないだろうか。
そんなキャンパーへ推奨したい、こだわり抜いたデザインと機能性を兼ね備えた焚き火台が「Propworks」のアイアン焚き火台だ。

「Propworks」のアイアン焚き火台は、燃料となる薪を投入するのにちょうど良い絶妙な大きさが採用されているため、ストレスなく火を灯し続けることができる。
また焚き火台全体に火が行き渡るように炭を設置することができるので、キャンプの特権である炭火料理を楽しむことも可能だ。

調理機能は串料理にも対応しており、選び抜いた食材を持参してのバーベキューを楽しめる。
※バーベキュー串焼きスタンド使用時

加えて鉄板を使うことで、熱々のステーキなどの鉄板料理を楽しむことができるのも「Propworks」のアイアン焚き火台の魅力。
※鉄板は付属していません

また「Propworks」のアイアン焚き火台は、鉄板料理を確実に遂行することができる抜群の安定感も嬉しい設計だ。

バランスの悪い焚き火台が多い中で本体自体が安定しているため、五徳部分にダッチオーブンやケトルを乗せて加熱ができる安心感も「Propworks」のアイアン焚き火台ならではのメリットだろう。

本体は5分程度で組み立て可能で、簡単にバラバラにしてコンパクトに収納することができる。
小型サイズのコンパクトな焚き火台で、こだわりのキャンプギアを求めているキャンパーとの相性は抜群。

焚き火と共にずっと眺めていても飽きのこない洗練されたデザインも「Propworks」のアイアン焚き火台の魅力だ。
他とは被らない個性あふれる妥協のない焚き火台をお探しのキャンパーは、ぜひ一度「Propworks」のアイアン焚き火台の導入を検討してみてはいかがだろう。

Bonfire Stand
焚き火台

19,800(税込)

薪を燃やして焚火台として使用、炭を入れてバーベキュー台として使用などマルチユースなモデル

焚き火台

焚火台としては、薪をそのまま投入できるデザインでダッジオーブンも使用可能です。
グリルとしては、オプションの串焼き、焼き鳥パーツを使用して多種多様なグリル料理ができると思います。
鉄の厚みもあり一生物のクオリティーだと思う。
また、コンパクトにたためて持ち運びは楽です。組み立ても初めてでも2分ほどでした。

2021.03.04

この記事を書いた人
HIROTSUGU

Webライター
キャンプ歴10年
全国各地でのキャンプ経験を持ち、アメリカンバイクを用いたキャンプツーリングで北海道一周の経験あり
焚火台でサッと焼いた焼肉が大好物
https://hirotsugu-writing.com/

TOP