2024.07.11

焚き火台で楽しめる絶品キャンプ飯や併せて導入したいキャンプギア

心温まる温もりだけではなく、キャンプの特権ともいえる高熱を利用した調理が楽しい焚き火台。
そんな焚き火台で気になるのは、焚き火台で楽しむことができるキャンプ飯の一例や魅力ではないだろうか。

そこで当記事では焚き火で楽しめる定番料理や、導入することで更にレパートリーを増やせるアイテムの一例を紹介していく。
今後焚き火台の導入を検討している方や焚き火台で作るキャンプ飯のレパートリーを増やしたい方は、ぜひ参考にしてみてほしい。

焚き火台で楽しめる定番のキャンプ飯とは?

焚き火台の導入後に気になるのは、作ることができるキャンプ飯の具体例ではないだろうか。
焚き火台は使い方次第でシンプルな料理からこだわりの料理まで、豊富なキャンプ飯を楽しむことができる。
そこでキャンプに焚き火台を導入することで楽しめる、キャンプ飯の一例について紹介していこう。

焼き肉

焚き火台で定番となる料理の一つは、ロストルを敷くことでサッと焼き上げることができる焼き肉だろう。
焚き火台で楽しむ焼き肉の特徴は、非常に高温で調理をおこなうために外側がカリッとした焼き上がりを楽しめることだ。

これは遠赤外線効果により食材表面のタンパク質を素早く焼き固めることで、旨味を閉じ込める効果が働くためと言われている。
また、焚き火を火種にして少量の炭火を焚べておけば、炭で生じる独特の香りを焼き肉で堪能できる。

遠方のキャンプ地であれば、現地の食品売り場で販売されている地鶏やブランド牛の肉を楽しみ旅感を感じることも可能だ。
ロストルは100均の使い捨て商品を導入することで、焚き火台のメンテナンスも必要最低限に済ませることもできる。
注意点として味付き肉を食材として選んでいない場合には、焼肉のタレを忘れずに持参しよう。

串焼き料理・バーベキュー

焚き火台で楽しめる串焼き料理やバーベキューも、定番のキャンプ飯としてポピュラーなメニューと言えるだろう。
特にこんがりと焼き上げた焼き鳥は、キャンプ用クーラーボックスで可能な限り冷やしたビールとぜひ堪能してほしい。

肉と野菜を交互に刺した串をそのまま焼き上げるバーベキュー風の串焼きは、脂が重たくなりがちな肉料理との相性も抜群。
串はキャンプ用の金串を使用することで、気軽に串焼き料理を焚き火台で楽しめるようになる。

また焚き火台によっては、金串を設置する専用の機能が備わっている製品も存在する。
焚き火台で串焼き料理を楽しむためには、金串を設置することができる串焼き料理機能が備わっているかを事前にチェックしておこう。

鍋料理

焚き火台自体が安定していて五徳機能が備わっている場合、ハンガーを使用して吊り鍋をおこなうことで楽しめるキャンプ飯が鍋料理だ。
鍋料理は食材をぶつ切りにして専用出汁を投入するだけなので、調理が非常に簡単なだけでなく肌寒い季節には外気温と相乗し美味しさが倍増する。

また、長時間煮込む必要のある鍋料理はガスストーブでは燃料の消耗が著しいため、焚き火を利用することで燃料の節約になる点もポイントである。
鍋料理に慣れてきたらすき焼きやカレーなど、更なるバリエーションを増やすことができるのも鍋料理をおこなう魅力だろう。

特に寒暖差の激しい季節や冬キャンプといったシチュエーションで、ぜひ楽しんでほしいキャンプ飯だ。

ホイル焼き

食材をアルミホイルで包んで放り込むだけで作ることができるホイル焼きは、焚き火台を利用した定番料理の一つである。
アルミホイルと食材さえあれば簡単に作ることができる手軽さが魅力で、投入する素材の一例は以下のものが挙げられる。

  • サツマイモ
  • ジャガイモ
  • しいたけ
  • たけのこ
  • 長ねぎ
  • 玉ねぎ
  • 枝豆
  • ニンニク

サツマイモやジャガイモなどの芯まで火の通りにくい食材は、濡れた新聞紙を巻いたあとにホイルで巻くのが失敗しないコツ。
ホイル焼きの仕上がりの判断としては、串などを刺して中心までスッと抵抗なく入る状態であれば食べ頃になる。

また、ステーキや魚の切り身に少量のバターとエノキを乗せて焼き上げるホイル焼きも手軽ながら絶品のキャンプ飯だ。
バリエーション豊富で自分だけのオリジナリティある料理を見つける楽しみもホイル焼きの魅力である。

燻製

家庭では家中煙まみれになってしまうので、キャンプの特権として楽しめるキャンプ飯の中でぜひ一度挑戦してみたい料理が燻製だ。
燻製はスモーカーというキャンプギアの導入をおこない、焚き火台と合体させたり焚き火の残り火を利用したりすることで燻製を楽しむことができる。

脂っこいメニューになりがちなキャンプ飯の中で、さっぱりとした味わいの燻製を導入することでお酒が止まらない野外の食卓を実現。
サクラやヒッコリーなど、使用するチップによって変化する味を楽しめるのもキャンプで燻製料理を楽しむ魅力だろう。

焚き火台で実現できるキャンプ飯の魅力

焚き火台を導入することで楽しめるキャンプ飯の一例を紹介したが、気になるのは家庭料理とは異なるキャンプ料理の魅力ではないだろうか。
そこで焚き火台を導入したキャンプ飯の魅力について、一例として以下の概要を紹介していく。

  • 気温の差が激しい時期に染みる暖かい料理
  • 炭火で本格的な味わいに
  • キャンプ飯はお酒との相性が抜群

これから焚き火台の導入を検討しているキャンパーは、ぜひ参考にしてみてほしい。

気温の差が激しい時期に染みる暖かい料理

焚き火台で楽しめる料理を味わう魅力としては、特に気温差の激しい場所や季節を肌で感じることが挙げられるだろう。
特に焚き火台で作る汁物のキャンプ飯は、凍える体に汗ばむほどの温もりを提供してくれる。

料理だけではなく焚き火から直接得られる温もりは、キャンプで焚き火台を導入することで感じることができる幸せの一つである。

特に山間部など平地よりグッと気温が冷え込むケースが多いキャンプ場では、焚き火台は防寒対策としても優秀なキャンプギアになる。

また、キャンプで楽しむ料理は不思議と一段と美味しく感じる経験は、キャンパーであれば誰しも感じたことがあるのではないだろうか。
外部環境の影響も相乗効果になって、不思議と料理の美味しさを最大限体験することができるのも焚き火台を導入してキャンプ飯を楽しむ魅力だろう。

炭火で本格的な味わいに

焚き火台は料理機能が備わった製品であれば、炭を投入することで調理器具へとスタイルチェンジすることもできる。
炭火で食材が美味しくなる理由は遠赤外線による効果だが、炭火の遠赤外線はガスと比較すると4倍近くを誇ると言われている。

さらに食材から出た脂が焚べた炭に落ちることで生じる煙により、独特の香りが付着するのも炭火で料理が美味しく仕上がる理由の一つだ。
また、薪を焚べ続けて燃料が炭状態になり火が落ち着いた状態である「熾火」でも、炭火に近い調理を楽しむことができる。

複数の要因により食材の旨みを最大限引き出すことができる炭火を気軽に楽しむことができるのも、焚き火台を導入する魅力と言えるだろう。
ただし焚き火や炭火は事故に繋がる一酸化炭素を発するため、テントの内部など空気がこもる環境では絶対おこなわないように注意が必要だ。

キャンプ飯はお酒との相性が抜群

焚き火台を導入することで作成できるキャンプ飯は、濃い味付けの料理が中心になるのでビールや冷酒などのお酒との相性は抜群だ。
夏場であればガッツリと脂の乗った焼き肉を頬張りながら、スッキリとした味わいのレモンサワーを流し込むと身体に染み渡るような喜びを感じることができる。

また、焚き火台で熱した鉄板で味わうジューシーなステーキと赤ワインの組み合わせ、さっぱりとした燻製チーズと白ワインの組み合わせも格別。
キャンプ場での開放的な環境下で堪能する焼きたての焼き鳥は、シュワッとした喉越しのビールが止まらなくなる。

そんなキャンプでのお酒を極限まで旨さを引き立たせるためには、キャンプ用クーラーボックスの導入を焚き火台と併せてぜひ検討してもらいたい。
ただし帰りの運転に支障が起きないよう適切な量でのアルコール摂取にとどめ、飲酒後は十分な睡眠を取るように十分心がけよう。

本格的な焚き火台を使用した料理に導入したいアイテム

焚き火台の導入に伴いキャンプ飯のステップアップを試みているキャンパーが気になるのは、併せて導入したい料理器具ではないだろうか。
調理器具系のキャンプギアは焚き火台と併せて導入することで、料理のレパートリーを豊富に増やすことができる。

そんな焚き火台と併せて導入することで、料理の選択肢を増やしてくれるアイテムの一例について紹介していこう。

ダッチオーブン

焚き火台と相性が抜群な調理道具は、アイテム一つでさまざまな調理方法を実施することができるダッチオーブンだ。
ダッチオーブンとは蓋が兼ね備えられた鉄製の鍋で、水分を蒸発させない構造により蒸し料理など様々な料理を作ることができるキャンプギアだ。

構造上すべて鉄で構成されているため、焚き火で発生しがちなプラスチック部分が溶けたり焼けたりしてしまうというトラブルが無いのもダッチオーブンの特徴である。
焚き火へワイルドに直接火にかけたり蓋の上に炭を乗せオーブンのような調理をおこなえたりするので、焚き火台との相性が抜群の調理器具の一つだ。

食材をぶつ切りにして直接煮込む鍋料理や水蒸気で蒸したローストチキンなど、ダッチオーブン一つでキャンプでは多彩な料理を楽しむことができる。
注意点として持ち手などの部位は超高温になるため、必ず革手袋といったキャンプギアを準備し火傷に注意しながら取り扱いをおこなおう。

また、シーズニングを繰り返すことでブラックポットと呼ばれるダッチオーブンに育て上げることもダッチオーブンを導入するキャンプの楽しみである。

スキレット

キャンプで手軽に目玉焼きなどを楽しむことができるフライパンのような形状をしたスキレットは、焚き火台との相性が抜群のキャンプギアだ。
フライパンとは異なり鋳造して作られている構造から、焚き火でそのまま焚べることができる点もスキレットの特徴である。

スキレットは熱伝導率が遅く蓄熱性が高いという特徴を持つため、食材に満遍なく熱を通すことができるという特徴を持つ。
非常に高温になる焚き火や炭火でも安定した調理をおこなうことができ、蓄熱性の高さから熱々の料理を楽しむことができる。

また、見た目のおしゃれさもスキレットならではの特徴で、ウインナーと卵を焼くだけでジブリ映画に出てきそうな見栄えに仕上がる。
ダッチオーブンと同様にスキレットは持ち手も金属なため、手袋などを着用し火傷に十分注意を払いながらキャンプ飯を楽しもう。

スキレットはシーズニングを施すことによって焦げにくく汚れを落としやすくなるので、新品を購入したらぜひ併せて実施を済ませておきたい。

スモーカー

焚き火台と相性抜群のキャンプギアの一つは、小型の製品であればチップを投入することで簡単に燻製を作ることができるスモーカーだ。
スモーカーはチップを敷いた小皿を加熱させ生じた煙を密封させて燻すことにより、燻製を作ることができるキャンプギアである。

製品によっては焚き火台に敷いた金網の上に乗せるなど、焚き火との相性が良いキャンプギアも存在している。
また、燻製を作るときに使用するスモークチップは、原材料によって作ることのできる燻製の味わいが変化するのもスモーカーの奥深い魅力だろう。

初心者であれば取り扱いがしやすいスモークチップを利用し、チーズやウインナーといった簡単な食材から挑戦してもらいたい。

鉄板

焚き火台で焼きすぎて焦げてしまう現象を防ぎ、長時間熱々のステーキや金網では料理することができない焼きそばなどを楽しむためのアイテムが鉄板だ。
鉄板の上に乗せて焼き上げるだけで高級感のたまらない絶品ステーキとの相性も抜群で、キャンプで使用することによりワイルド感が溢れる肉料理を楽しむことができる。

さらにフチが備わっている製品を選ぶことで、お好み焼きといった粉物や焼きそばなどの定番キャンプ飯を楽しむことも可能だ。
また、炭にわざわざ火を付ける手間が惜しいキャンパーでも、鉄板を導入することで薪だけで焼き肉などの料理を楽しむことができる。

鉄板は一枚の鉄の板という構造上、小型の製品であれば積載も簡単という点も焚き火台と非常に相性が良い理由だろう。

料理機能付きの妥協を許さない焚き火台がコチラ

焚き火台を導入することで楽しめる絶品料理の一例や併せて導入したいアイテム例などを紹介してきたが、気になるのは導入がおすすめな焚き火台の具体例ではないだろうか。
そんな料理を楽しめる本格的な焚き火台として、ぜひ導入を検討して欲しい製品が「Propworks」アイアン焚き火台である。

「Propworks」アイアン焚き火台は、本格的な調理機能を兼ね備えていると共に五徳機能を利用した幅広いスペースでキャンプ飯を作ることが可能だ。

また、薪を難なくのみこめる深底を採用しているため、燃料切れで補充をおこなう際に料理をひっくりかえしてしまうというトラブルも防止することができる。

幅が広い五徳部分を利用して鉄板を敷くことで、肉厚のステーキをお好みの絶妙な焼き加減で楽しむことができるのも「Propworks」アイアン焚き火台の魅力。

加えて一度に大量の串を焼くことができる機能も備わっているため、ファミリーキャンプなどの大人数で串焼き料理を作る際の焚き火台としても活躍する。
もちろんソロキャンプでも申し分ない機能を兼ね備えていて、5分程度で組み立てができる簡単な構造と収納時のコンパクトさも「Propworks」アイアン焚き火台の特徴だ。

こだわりの焚き火台を求めているキャンパーは、ソロキャンプからファミリーキャンプまでの幅広い用途で、料理用の焚き火台としても活躍する「Propworks」アイアン焚き火台の導入を一度検討してみてはいかがだろう。

Bonfire Stand
焚き火台

19,800(税込)

薪を燃やして焚火台として使用、炭を入れてバーベキュー台として使用などマルチユースなモデル

焚き火台

焚火台としては、薪をそのまま投入できるデザインでダッジオーブンも使用可能です。
グリルとしては、オプションの串焼き、焼き鳥パーツを使用して多種多様なグリル料理ができると思います。
鉄の厚みもあり一生物のクオリティーだと思う。
また、コンパクトにたためて持ち運びは楽です。組み立ても初めてでも2分ほどでした。

2021.03.04

この記事を書いた人
HIROTSUGU

Webライター
キャンプ歴10年
全国各地でのキャンプ経験を持ち、アメリカンバイクを用いたキャンプツーリングで北海道一周の経験あり
焚火台でサッと焼いた焼肉が大好物
https://hirotsugu-writing.com/

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